20%にこだわった記事がずんどこ並びますよー

2009/03/22

[20%チャレンジ]ミステリーを20%だけ読んで結末を予想して悶々としてみる

お疲れ、takanoです

本日の20%チャレンジは、
以前お世話になった上司の 兄、ヒロユキさんからのリクエスト。

小説の20%を読んで結末を予想して悶々とする


です。
※兄ヒロユキ、実は面識ないけどたぶん楽しい人です


私結構、本好きでして。何を読んで悶々とするべきなのか。
非常に難しいところではありますが、以前に登場したアッコさんからいただいた本

矢口敦子 『償い』















出版社で派遣で働いているアッコさんなもんで。よく本はいただくのですが、これ、もらったときに、
別にそこまで良いとは思わなかったよ。でも、まーあげるよっ」と。。。

奨められたわけではないですが。無料でいただいたまま、読んでませんでした。
ミステリーです。


下手に好きな作家さんの本読んじゃうと、20%で止められる自信がないので・・・どっちにしろ20%しか読まないのであれば、これで、と。
この本で20%チャレンジすることにしました。

表紙に書いてあるコピーやあらすじは読ませていただくとして・・・
帯に書いてあることを読む限りでは、なんか面白そうな本ですね。


36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、日高はある刑事 の依頼で「探偵」となる。やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。絶望を抱えて生きる二人の魂が救われること はあるのか?感動の長篇ミステリ。



人の肉体を殺したら罰せられるのに人の心を殺しても罰せられないのですか?

と。まぁ。随分と深いですね。
・・・罰せられますよ。きっと。法じゃなくても。
何らかの形で罰は受けるんじゃないかと思います。


あと目次ね。
プロローグ
1:火災の第一発見者
2:必然の中の必然
3:泣き声が聞こえる
4:夏にウサギが死んだ
5:あんたが犯人であってほしい
6:人の心を殺しても罰せられない
7:私が救った少年
8:理由は単純明快
9:生きていていい
エビローグ

全部で436ページ。11章。
単純に436ページの20%分=87ページを読んでみることに。


87ページまでにねー
36歳の医師・日高は子供の病死と妻の自殺で絶望し、ホームレスになった。流れ着いた郊外の街で、
ってところまでの内容が読めました。
あと、
やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。
という説明がありますが、87ページまでに、この日高さんとこの少年はで会っております。
少年は日高に気づかないけど(少なくともこの時点では)、日高は、この少年が自分が命を救った少年だと気づいて、当時の回想シーンなんぞもここまでに読めました。

が、しかし。肝心の殺人事件が起きとりません。
・・・何の殺人事件も起きてないので悶々とするにできないんですが。
あ、でも冒頭で一応、火事が一件起きてますが。これはなんだ。
タダ単に警察と日高の接点になってるだけ??

しかしね。
元医者だ、っていうから。日高さんねぇ。
少年の命を救ったっていうのは手術かなんかで命救ったのかと思いきや、誘拐され殺されかけてる幼き日の少年をギリギリセーフで家の中に駆け込み救い出した。ってことらしい。

うーん。。。。。

ま、ひとまず悶々とするために、一応ココまでの登場人物を。

○主人公:日高/36歳、元医師。
子供を病気で亡くし、その結果妻が自殺したらしく、絶望してホームレスになっちゃたらしい。(なんかこの設定も少々無理があるかな)
○登場人物1:歳をとった刑事、山岸。
日高がとある火事の第一発見者だったことから、この山岸が日高の事情徴集を。
○登場人物2:草薙真人クサナギマコト
日高が昔命を救ったという少年
○登場人物3:村井邦博
クサナギマコト君に対する幼児誘拐&殺人未遂で逮捕された犯人。
○登場人物4:川路竜郎カワジタツロウ君。
日高が第一発見&通報した火事の唯一の生存者。両親&弟は焼死。
○登場人物5:クラさん
日高のホームレスの知り合い。

って感じです。87ページまでに登場する人物は。
さて、どうしましょう

一応予想を・・・?

あらずじに
社会的弱者を狙った連続殺人事件が起き、
ってあるね。
あ、そういや、86ページ、20%ギリギリのところで、クラさんが、
ガキどもがダンボールに花火飛ばして、ホームレス仲間:”オカマのウメさん”が重度の火傷を負ったとゆってたな。ってことは社会的弱者ってホームレスの方々で、連続殺人ってことはきっとこのオカマのウメさんも亡くなり、クラさんも・・・?

で、クサナギ君が犯人と疑われるわけですね。
でも実は、犯人は

○登場人物3:村井邦博
(クサナギマコト君に対する幼児誘拐&殺人未遂で逮捕された犯人。)
だったとか。出所してさ。なんかむしゃくしゃしてやった。みたいな。

と思わせときながら実は犯人は

○登場人物5:クラさん
(日高のホームレスの知り合い。)
なんかもー、縄張りあらそいとか・・・そういうことで・・・





ところで私はいつまで、どこまで、悶々とすればいいんでしょうかね・・・・・
正直あんまり悶々としきれてないのですが。



Amazonの書評でも読んでみようとのぞいたら、
あらまぁ、結構、酷評が・・・・
コチラを参照。

書評の中に、
>結局何も解決できずに終わったような気がします。
>途中までが面白かっただけに残念で、モヤモヤだけが後に残りました。

というのがあるのですが。
ってことは、たとえ全部読んでも、さらにまた悶々としなきゃいかんことになるのかな・・・
そしてまた、なんかレビュー読んでる限りでは・・・

やがて彼は、かつて自分が命を救った15歳の少年が犯人ではないかと疑い始めるが…。



にあるとおり、この少年が犯人なんじゃないでしょうねぇ・・・

あー・・・
やっぱミステリーを読むときにはレビューを先に読まないほうがいいなぁ・・・


いいや、もう止めよう。
本日の20%終了っ!


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